去年は、劇場で30作品くらい観る事が出来ました
管理部の坂本です。
私的ですが、去年観た映画で印象に残った
映画をランキングにしてみました。
まず、1位は、「桐島、部活辞めるってよ」
中途半端な高校生活をおくっていた私にとってこの作品は衝撃的でした。
劇中、色々な登場人物が出てくるのですが、どのキャラクターにも特徴があり
自身の高校生活に投影させて観てしまいました。
ここまで学校生活の嫌な部分を抉り出されたのは初めてかもしれません。
たまたま高校の同級生と見た事で、夜の居酒屋ではこの映画に
ついて何時間も語ってしまいました。
吉田大八監督の作品は、全て好きなので、
機会があったらご覧になって下さい。
続いて2位は、「ミッドナイト・イン・パリ」
フランスのパリを舞台にしたウディ・アレン節全開の大人向けコメディー映画。
主人公のギルは、パリ心酔しているアメリカ出身の映画脚本家。
憧れのパリの夜で待っていた世界とは…
パリの夜に出会う芸術家、文豪、音楽家の数々。
出てくる度に思わず顔がニヤけてしまうはず。
パリの昼、夜の光景が素晴らしく、私自身も鑑賞後、
パリに憧れを抱いてしまいました。
やっぱり映画って良いな~って思った作品。
続いて3位は、「ドライヴ」
去年観た映画の中で、1番と言っても良いほどのカルト映画。(褒め言葉)
昼は、スタントマン。夜は、銀行強盗などの逃し屋専門のドライバーの話。
現代のアメリカの映画とは思えないストーリー展開に独特な間の台詞回し。
なんだか北野監督の「その男、凶暴につき」に似た雰囲気を感じました。
劇中音楽も70~80年代に流行ったような雰囲気を醸し出しつつ、
でも現代風にアレンジされていて映画の世界観にもマッチしていて
とても良かったので、サントラも購入してしまいました。
※この映画は、後半にかけてバイオレンス描写が激しくなりますので注意。
続いて4位は、「007 スカイフォール」
現在、絶賛上映中の007シリーズ最新作。
今作は、監督にサム・メンデス(アメリカンビューティーでアカデミー賞 作品受賞)をすえて
50周年を期に新しいジェームス・ボンドが生まれた感じがしました。
過去作の要点も抑えた上で、現代のスパイ映画を真似るわけではなく、
007の良さ、らしさが存分に堪能出来た作品でした。
ネタバレにはなりますが、日本もロケ地として重要なシーンで出てきますので、
まだ観ていない方はお楽しみに。
※スカイフォールをもっと楽しみたい方の為に。
007ゴールドフィンガー、007ゴールデンアイを
DVDで観ておくと更に楽しめるかも…
続いて第5位は、「アウトレイジ ビヨンド」
ご存知、全員悪人映画。
前作の些細なことから始まる内紛劇から
今回は、悪人同士が策略し騙し合い合戦。
ラストカットもバッチリ決まりこれで見納めか?
北野監督曰く、「このストーリーは永遠に作れる」と
言っていたようにまた続編はあるのか?
楽しみでもあります。
続いて番外編のお勧めアクション映画「ザ・レイド」
インドネシア発の壮絶アクション映画。
予算が無くても上手く作られている映画でした。
アクション映画は好きで何作も観てきたのですが、
この映画に出てくるシラットと言う武術が凄まじく、
劇中に出てくる主人公と悪役マッド・ドックの役者さんは、
シラットの達人と言うこともあり漫画みたいなアクションの連続で、
実写版のグラップラー刃牙を見ているようでした。
アクション映画史に残るであろう映画なので、お勧めです。
※この映画は、かなりショッキングなバイオレンス描写が多い映画です。
と1~5位、番外編と紹介してまいりましたが、
今年もなるべく劇場に通い映画業界に貢献出来ればと思います。