去年は、劇場で30作品ほどみることができました
すまいるネット管理部の坂本です。
毎年恒例の私的ランキングを紹介。
去年も良い映画が沢山ありました!
第5位
「シン・ゴジラ」
正直、公開前は全く期待していなかった映画でしたが、
良い意味で吹っ切れたゴジラ映画になっていました。
大好きな初代ゴジラの雰囲気を現代版にリブート、
伊福部サウンド満載の大サービス!
去年の夏は、ゴジラの夏でした。
大晦日の紅白での演出はとても残念でしたが…
第4位
「野火」
公開は2015年だが、上映期間中に見に行くことが出来ず、
この映画だけは絶対に劇場で見ると決めていた。
フィリピン・レイテ島を舞台に極限の戦争状況を描いた作品。
レイテ島の美しい青々とした大自然の中、
地を這うようにして生きる泥だらけの日本兵…
このシーンだけでも見ごたえがあります。
この映画を見た人ならば戦争の悲惨さが強く理解できると思います。
制作秘話も素晴らしいのでリンク貼っておきます。
「野火」への道
因みに塚本監督は、俳優もしておりシン・ゴジラでは、
ゴジラの生態解析者の間 邦夫役で出てます。
今年は、スコセッシ監督の「沈黙」にも出演します。
第3位
「サウルの息子」
アウシュヴィッツ強制収容所のゾンダーコマンドの視点で
語られるホロコーストの映像の数々…
独特のカメラワークで進んでいく映像に
映画にのめり込み過ぎて上映後、
すぐに立ち上がれないくらい頭がクラクラしました。
地獄を見ているようでした。
第2位
「レヴェナント:蘇えりし者」
2016年アカデミー作品賞受賞作。
アメリカの西部開拓時代を再現するために
CG表現をせず自然光を活用するため9ヶ月間の撮影期間が
かかったとか…普通じゃない!
「ゼログラビティ」「バードマン」の撮影監督の
エマニュエル・ルベツキがまたもや素晴らしい
カメラワークでみせる演出にアメリカ映画の超大作を見た!
この映画の凄さはスクリーンでしか伝わらない。
第1位
「この世界の片隅に」
広島県呉を舞台に戦争に翻弄されながらも
当時の市民の生活を通じて人生の喜怒哀楽を表現した作品です。
現代社会にも通じるものが多く、小さな劇場での上映規模だった作品が、
共感を呼び全国規模に広がっています。
何度見ても映画の中に新しい発見があり
リピーターが多いのも納得の作品。
作品を調べていくと演出だと思っていたものが
当時のままだったりします。
これからも語り継がれる名作だと思いますので、
未見の方は是非!
去年は、戦争体験モノのジャンル映画が
個人的に共通して面白い映画の特徴でした。
VRという新たな映像体験が増えてきた現代、
これからの映画の表現方法についても
その時代の流行と合わせて見ていくと
とても面白いと思います。
以下は、5位以降の私的順位です。
6位 Room
7位 ドント・ブリーズ
8位 クリーピー
9位 マジカルガール
10位 スタートレック ビヨンド
そして去年末、韓国ソウルで「LA LA LAND」を
一足先行してみてきましたが、確かに今年のアカデミー賞を
取れるのも納得の作品でした。
(韓国の映画館は安くて日本円で500円くらいで見れます)
劇中の曲が素晴らしいので、サントラが欲しくて探しているのですが、
日本でまだ未公開なので見つからず…
ソウルで買ってくればよかった(泣)